肌老化について

年齢が上がるにつれ、シミ、しわ、くすみ、肌質の変化など、肌の悩みは増えていきます。

肌が老化する原因はさまざまですが、外的刺激やストレス、加齢などの影響は10%程度と意外に小さく、90%が紫外線だといわれています。

右の写真は、同じ女性を左右別の角度から撮ったものです。
15年以上オフィスの窓際の席に座り、長年窓ガラス越しに紫外線を受け続けた結果、顔の片側にのみ光老化がはっきりと現れています。
蓄積された紫外線ダメージは、肌に大きな変化をもたらし、表面にはシミ、しわなどの肌トラブルとなり現れます。肌内部では、皮膚のハリを保つ弾性繊維が破壊され、光線性弾性繊維症という変化が起き、たるみやしわの原因となります。

紫外線をガラス越しに受け続けた肌

紫外線をガラス越しに受け続けた肌

紫外線をうけていない肌

紫外線をうけていない肌

©2003 Elsevier - Bolognia, Jorizzo and Rapini: Dermatology - www.dermtext.com

紫外線をガラス越しに受け続けた肌
紫外線をうけていない肌

©2003 Elsevier - Bolognia, Jorizzo and Rapini: Dermatology - www.dermtext.com

上の写真は、同じ女性を左右別の角度から撮ったものです。

15年以上オフィスの窓際の席に座り、長年窓ガラス越しに紫外線を受け続けた結果、顔の片側にのみ光老化がはっきりと現れています。

蓄積された紫外線ダメージは、肌に大きな変化をもたらし、表面にはシミ、しわなどの肌トラブルとなり現れます。肌内部では、皮膚のハリを保つ弾性繊維が破壊され、光線性弾性繊維症という変化が起き、たるみやしわの原因となります。

肌老化を遅らせることができる成分「レチノイド」

肌老化を遅らせることができる
成分「レチノイド」

レチノイド(ビタミンA)

レチノイド(ビタミンA)は、人体にもともと存在している成分です。

レチノール、レチナール、トレチノイン(レチノイン酸)など、さまざまな形態があり、肌へ及ぼす影響の強さも異なります。レチノイドが不足すると、皮膚が乾燥したり、抵抗力が低下して肌トラブルの原因にもなります。

レチノイドはさまざまな肌機能を整える成分として注目されています。お肌のハリを保つなど、エイジング症状にも効果を発揮します。

ターンオーバーの促進

新しい肌へのターンオーバーを助け、
トラブルを溜め込まない肌へ導きます。

コラーゲン&ヒアルロン酸産生促進

ハリを保つエラスチンやコラーゲンの
生成を促し若々しい印象を与えます。

皮脂分泌の抑制効果

正常な肌状態を保ち、
にきびを防ぎます。

紫外線吸収&DNAを保護

紫外線によるダメージを
減らして肌老化を防ぎます。

ターンオーバーの促進

新しい肌へのターンオーバーを助け、トラブルを溜め込まない肌へ導きます。

コラーゲン&ヒアルロン酸産生促進

ハリを保つエラスチンやコラーゲンの生成を促し若々しい印象を与えます。

皮脂分泌の抑制効果

正常な肌状態を保ち、
にきびを防ぎます。

紫外線吸収&DNAを保護

紫外線によるダメージを
減らして肌老化を防ぎます。

〈レチノイド反応〉使い始めはかさつくことも…

レチノイドは肌を美しく保つうえでかかせない成分ではありますが、一方で、使い始めにかゆみ・乾燥(かさつきなど)・赤みなど肌に変化が生じる場合があります。これは肌が健康な状態を取り戻すための正常な反応であり、アレルギー症状などではありません。使用量を調整したり、使い続けていくことでやがて落ち着いてきます。ただし実際にはレチノイドによる反応ではないこともあるので、症状が強く出たり、長引く場合は医師に相談することをおすすめします。またレチノイドは化粧品成分として配合したとき、エイジング症状に対し高い効果が期待できる半面、刺激が強い・成分が不安定などの問題点もあります。

紫外線をガラス越しに受け続けた肌

ピュアレチノールによる
レチノイド反応の例

〈レチノイド反応〉使い始めはかさつくことも…

紫外線をガラス越しに受け続けた肌

ピュアレチノールによるレチノイド反応の例

レチノイドは肌を美しく保つうえでかかせない成分ではありますが、一方で、使い始めにかゆみ・乾燥(かさつきなど)・赤みなど肌に変化が生じる場合があります。これは肌が健康な状態を取り戻すための正常な反応であり、アレルギー症状などではありません。使用量を調整したり、使い続けていくことでやがて落ち着いてきます。ただし実際にはレチノイドによる反応ではないこともあるので、症状が強く出たり、長引く場合は医師に相談することをおすすめします。またレチノイドは化粧品成分として配合したとき、エイジング症状に対し高い効果が期待できる半面、刺激が強い・成分が不安定などの問題点もあります。

スキンケアで用いられるレチノイド(ビタミンA)の種類

スキンケアで用いられる
レチノイド(ビタミンA)の種類

レチノイド(ビタミンA)の分類

レチノール※
  • ピュアレチノール
  • リノール酸レチノール
  • 酢酸レチノール
  • プロピオン酸レチノール
  • パルミチン酸レチノール
  • 水添レチノール
トレチノイン
レチナール

※化粧品に配合が認められているもの

レチノイド(ビタミンA)の分類

レチノール

ピュアレチノール
  • 即効性
  • 高い作用
  • 高い浸透力
  • 安定性の向上
  • 即効性
  • 高い作用
  • 高い浸透力
  • 安定性の向上

鮮度が高く即効性に優れ、浸透力も高いことが特徴です。しわに対してや、肌につや、ハリ感を与えるためアンチエイジング化粧品に配合されます。ピュアレチノールは最も作用が大きいものの、不安定という問題点がありましたが、最近では新規技術の導入により、肌に優しく安定した素材が開発され、化粧品にも多く配合されるようになりました。

酢酸レチノール
レチノールに酢酸を加えたもの。
パルミチン酸レチノール
レチノールにパルミチン酸を加えたもの。
リノール酸レチノール
レチノールにリノール酸を加えたもの。
プロピオン酸レチノール
レチノールにプロピオン酸を加えたもの。
水添レチノール
レチノールに水素添加したもの。

トレチノイン

レチノールの誘導体で、その効果はレチノールの約50~100倍とされています。強力なターンオーバー促進作用があり、米国ではシワ・にきびの治療医薬品として認可されています。作用が強いことから、日本では認可されておらず、医師の処方が必要です。

※誘導体:ビタミンの本来の機能を失わず、吸収性、活性、副作用などを改善させよりよく浸透させるもの

レチナール

トレチノインの前駆体。(レチノールが酸化したもの)

トレチノインの前駆体。
(レチノールが酸化したもの)